dとの馴れ初め

高3の夏、

 

俺は俺のグループから、孤立した。

 

1人、机で本を読んでた。

 

内容は全く頭に入ってない。

 

俺は本を読みたいわけでは無かった。

 

 

そんなとき、

 

アイツが俺に声をかけてきた。

 

バスケをしようと。

 

ソイツもグループ内で、暇を持て余していたのだ。

 

 

毎回の休み時間、俺たちはバスケをするようになった。

 

アイツは俺にバスケを教えた。

 

正直、アイツも暇つぶし程度だったと思う。

 

が、そこそこ楽しかったと思う。