2018-10-14 dとの出会い 高校受験、俺の隣の席にソイツは座っていた。 何となく、目につく奴だった。 雰囲気が、他人と違っていたのかもしれない。 ただ、印象的ではあった。 スポーツテストの時間 ソイツは学年最下位の、点数だった。 上体起こし、5回ぐらい? 明らかに、手を抜いて 不真面目で、側から見て、可笑しな奴だった。 俺はソイツがあまり好きではなかった。 むしろ少し嫌いだった。 ソイツは所謂、リア充グループに所属していた。 不良、ヤンキー、女にモテる、タバコを吸う、 そんなカテゴリが集結するグループだ。 俺は勿論、違うグループに所属していた。 所謂、ダメンズってな感じのだ。 続く